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No11 博多のお正月ナヤサイ(2004.12.28 tue) 2005.12.28 七草効能追加
さて、今年もあとわずか。お正月に活躍するお野菜、ハヤメにかったりするので、保存が大事。保存方法や、お節以外の食べ方、などを簡単にご紹介します。
 
博多のお正月なヤサイ
博多のお雑煮
かつお菜、さといも、金時にんじん、鶏肉、干ししいたけ、かまぼこ、ぶり
おもちは、丸いおもちで、好みで焼いたり、そのまま水もちにしたり。
(わたしはだんぜん焼餅。ぶりは、別にして塩焼きで食べます)
だしは、こんぶ、焼きあごだしのすまし仕立て
お箸は、栗はい箸、という太いお箸をつかいます。(食べにくい!)
がめ煮
これもお正月必須アイテム。
鶏、にんじん、ごぼう、れんこん、さといも、干ししいたけ

かつお菜
柔らかくて風味があり、博多でふるくから栽培されている、博多の地野菜で、高菜のナカマ。(からし菜類)すごく大きいです、丈、40−50センチ。スーパーの袋にははいりきれません。
博多では、お正月には、お雑煮の青みとして使われます。
    
下処理 大きい鍋にお湯を沸騰させて、塩少々をいれ根元からいれ、箸で根元をおさえるようにして火を通す。さっと水にとり、水気をきり、食べやすいおおきさにきりそろえておく。(お正月用だと、30、31日あたりがベスト)
保存方法 大きいので、水に湿らせた新聞紙で包み、ポリ袋でおおって野菜室へ。葉が乾燥しないように。
お料理 ・お雑煮(お正月料理)
・煮ると味がよいので、おひたしや、鍋物、お味噌汁の具など

くわい  慈姑■
大きく立派な芽をつけるので、昔からめでたい、と縁起をかつぎ、お祝い事には芽つきで調理。
栽培されているのは、日本と中国だけで、日本は青くわい、中国はしろくわい。水生の植物なので、水中の土の中で育つ。
    
産地 埼玉と広島県の福山が有名
下処理 芽にたてに包丁を少しいれて、外側の皮をはぎます。(もちろん、芽は1.5センチくらいのこします。)底をきりおとして、下からつけねにむかって皮をむくといいです。すぐ水にさらします。
えぐみがあるので、たっぷりの沸騰したお湯にいれ、ゆでこぼします。(数回するとばっちり)または、米のとぎ汁で下茹でする。油で揚げてから煮てもよし。
保存方法 水にひたして冷暗所へ。乾燥をきらいます。
お料理 お節としては、煮物(お正月料理)
薄切りにしてくわいチップ、これおススメ。

れんこん
昔から「見通しがきく」として、お正月には欠かさず登場。れんこんには9〜10個の穴が開いており、これは、通気穴になっています。このあたりでは、佐賀の白石産が有名ですが、地元福岡にも流川れんこん、というのがあります。(浮羽)
    
下処理 きったらすぐ水につける。ゆでるときは、少量の酢をいれると白くあがる。歯ごたえを残すためには、短い時間で。
保存方法 湿らせた新聞紙につつんで(さらにポリ袋で完璧)冷暗所、または冷蔵庫へ。1週間は日持ちします。
きって、水につけておくと、ビタミンCが流出してしまうので注意。
(れんこんはビタミンCがたっぷり)
お料理 ・がめ煮  酢ばす(お正月料理)
・すりおろしても。レンコンバーグなど。

さつまいも
きんとんは、金団と書き、金の団子という意味。お金に縁がある、ということで縁起物になっています。このあたりでは、鳴門金時や、紅ことぶきなどの品種が人気。
下処理 皮をあつめにむくと、色がきれいにあがります。きったらたっぷりの水にさらしてアクをぬきます。
保存方法 寒さによわいので、決して冷蔵庫に入れないように。新聞紙に包んで、日があたらない場所へ。
お料理 ・きんとん(お正月料理)
・ちょっと洋風きんとんも。
くちなしの実をガーゼにくるんでくわえると、黄色がとてもきれいに仕上がります。
皮は、素揚げしてチップにすると美味。

金時にんじん
別名、京にんじん。東洋系のにんじんなので、赤みが濃いです。この赤で、お正月料理がとてもはえます。30センチくらいもあり、細長くスマート。でまわるのは、この時期だけですね。柔らかく、甘みがある。
    
下処理 きったらすぐ水につける。ゆでるときは、少量の酢をいれると白くあがる。歯ごたえを残すためには、短い時間で。
保存方法 水気をきらいます。新聞紙、ラップなどににくるんで野菜室へ。水蒸気がつかないように。
お料理 ・がめ煮  なます 雑煮(お正月料理)

七草
日本古来の習慣で、正月7日に「若菜摘み」が行われており、鎌倉時代より、この七草を煮て食べる、という現在の基ができあがり、江戸時代になると「七草粥」を行事として祝うことが慣例化。1年の健康と無病息災を願い、多くの家庭に広がっています。
  年末からお正月にかけての美食で疲れた胃腸にやさしい効能や、この時期にかかりやすい風邪の予防にもよい効能があるようです。  
作り方 七草はみじん切りにして、お湯をさっと通しておく。
おかゆをたき(30分くらい、下記の分量で炊く)、七草をいれ、塩で味をととのえる。
米    カップ1  
水  カップ7−8
セリ 競り勝つ 爽やかな香りは食欲増進の効果
神経痛・高血圧など
ビタミンA・Cも豊富
アクがつよいので、熱湯にさっとくぐらせてからつかいましょう。
ナズナ なでて汚れをはらう 高血圧・貧血・食欲増進の効果
ビタミンAも豊富
別名シャミセングサ、ペンペングサ。
ゴギョウ 仏の体 咳・痰・のどの痛みに効果。利尿作用・扁桃腺炎予防など。
別名ハハコグサ。
ハコベラ 繁栄がはびこる 胃腸を整え、歯槽膿漏にも効果
利尿作用も。
別名ハコベ。コハコベ、ミドリハコベなどの種類があります。
ホトケノザ 仏の安座 高血圧、胃腸を整える効果 七草の場合はキク科の「コオニタビラコ」をさす。
スズナ 神様を呼ぶ鈴 胃腸を整え、消化促進の効果。そばかすにもいいそう。
ビタミンA・C・K、カルシウム、鉄分なども豊富
別名 かぶら
スズシロ 汚れのない純白 胃腸を整え、消化促進の効果。
ビタミンA・C、カルシウムなども豊富
別名 だいこん
参照:「野菜基本大百科」集英社 等