No9 お野菜・果物の保存方法 (2003.08.21 thu)
冷凍にひき続き、お野菜の保存方法一覧です!
野菜は収穫後も生きています
保存中に野菜は呼吸など生きようとする活動を行います。それは、品質がどんどん低下していくこと。従って、野菜を長くおいしく保存するには、この活動をおさえ、栄養成分がエネルギーとして使われないような工夫が必要です。各野菜の特徴を知って、おいしくお野菜をいただく工夫をしましょう。野菜は育った状態での保存が望ましいといわれています
冷蔵庫に入れないほうがいい野菜
■なんでも冷蔵庫にどかどかいれてはいませんか?冷蔵庫じゃないほうがよいお野菜もたくさん。その名も、低温障害といって、味がおちるそうです。
下の表にもかいていますが、ここでピックアップしときますね。
夏場でもいれないほうがいいもの・・しょうが、バナナ、サツマイモ(カットしたら、ただちにラップして冷蔵庫に)
夏場以外はいれないほうがいいもの
・・・じゃがいも、サトイモ、タマネギなどの根菜類、・ナス・トマト、ゴーヤ(入れる場合は新聞紙等に包んで、ひやし過ぎないように)

こーんなにあるんです!夏場はしょうがないですけど、風通しのよい涼しいところのほうが、おいしさも、鮮度も保つことができるそうです。冷やしすぎ注意!!
■スイカやメロンも冷やしすぎると、おいしくなくなります。
八百屋さんからきいたのですが、スイカをひやすと、糖分がへってしまうそうです。ですから、食べる直前に冷やして食べる、これが一番の食べ方らしい。昔、川に丸ままいれて冷やして食べる、なんてやったことありませんかー。最高の食べ方ですよね。いまの川には、いれる気になりませんかあ・・・スーパーの陳列ケースでずっと冷やされてる切りすいかは、やはり甘さ落ちてるのかなあ・・。
立てて保存したほうがいい野菜
横に寝かせると上に成長しようとするので、無駄な栄養や糖分を使い果たし、結果的に腐りやすくなってしまうらしいです。野菜は生きてます!
ほうれんそう、しゅんぎく、アスパラ、ねぎ、スイートコーンなど
野菜・果物どうしの相性
good!
キウイ&りんごと一緒に袋の中に一週間ぐらいいれておくとおいしくなるとききました。
わたしでも知っていた有名なものに、じゃがいも&りんごがあります。林檎がだす成分(エチレンガス)に、じゃがいもの芽の生育をおさえる働きがあります。
bad!
すいか&プリンスメロン。なぜかは、知りませんが、よくないらしいです。
水分を与えたほうがいい野菜・あたえないほうがいい野菜
お野菜により、水分をあたえたほうがいいものと、あたえないほうがいいものがあります。
与えないほうがいいもの(水滴をふきとり、ポリ袋へ。ラップや新聞紙などに包むとよい)
きゅうり、なすび、ブロッコリー、カリフラワー キャベツ、ピーマン、等
与えたほうがいいもの(湿らせた新聞紙などに包んでポリ袋にいれたてて保存)
ほうれんそう、小松菜、春菊などの葉野菜
根菜類の保存
根菜類は、泥つきのままのほうが、長持ちするようです。かご、ダンボールなどに、よごれないように新聞紙などをひいて、かぼちゃ(まるのままのとき)、たまねぎ、さといも、さつまいも、などを風通しのいい光の当らない場所においておくのが一番。
たまねぎなどは、ネットにいれて、つるしておいたりします。
でも、泥ついた野菜ってみなくなりましたね。
エチレンガス
お野菜や果物が呼吸するときに発生するのが、エチレンガス。これは植物の成熟促進ホルモンです。つまり、傷みの原因。お野菜を横置きするのと、縦置きするのでは、このエチレンガスの量にかなりの違いがあるそうです。よくこのガスをだすので有名なのがりんごとメロン、青梅、桃。なので、お野菜とはいっしょにおかないほうがいいです。
最近のハイテク冷蔵庫の野菜室などでは、このエチレンガスをうまくカットする工夫なども行われています。
最近みつけたのが、
「やさシート」エチレンガスを協力吸着分解してくれるらしい。250円くらいで売っていました。天然素材だそうです。野菜室にいれるだけ。
あとは、下の一覧表を参考にしてくださいねー!また、調理して保存(しょうゆ漬け、オイル漬けなど)にかんしては、それぞれの野菜じてんをみてください。(まだのものがおおくてすいませんー)

野菜名 保存術(冷凍の仕方は、冷凍編をみてください)
葉物(ほうれんそう、小松菜、ちんげん菜など) 濡れた新聞紙に包み,ラップかビニール袋に入れて野菜室に立てて保存
多いときは堅めに茹でておいておくと便利。冷凍庫へ保存可能。
■ブロッコリ キャベツや白菜の外葉にくるみ(あれば)、そのうえからラップをして野菜室へ。
小口に切って 固めに茹でて冷凍庫に保存可能。
■レタス 外の葉をはがし、それでくるみ、そのうえからラップをして野菜室へ。みずみずしさが保てます。
使いかけの場合は、濡れたペーパータオルに包んで保存。 やはり、芯はくりぬいておいたほうが長持ちします。(手でやってくださいね)
■ねぎ・長ねぎ 濡れた新聞紙に包み,ラップかビニール袋に入れて野菜室に立てて保存します。
ねぎは、小口切りにして汁気をしぼりタッパに入れ,冷蔵庫に置いておくと便利。使わないときは 冷凍庫に保存可能。
■にがうり 半分にわり、種とわたをスプーンなどでくりぬいてから、ラップにつつみ、冷蔵庫で保存。スライスして、さっと湯通しして、冷凍庫へ保存可能。(よく水分をとって、冷凍用の袋にいれ、ちょっと隙間をあけていれます。)
■にんにく、しょうが
そのまま野菜室に。洗ったものは、水気をふき、 ラップに包んで野菜室へ。1回分ごと切って保存しておくと便利。長く置くと かびが生えてくる。すりおろして冷凍保存可能。
■パセリ @空き瓶などに入れて,軸がつかるぐらいの水を張って蓋をして冷蔵庫へ。
A 乾燥粉末の作り方 パセリは葉先を摘み、水洗いして水気を十分に切る。 電子レンジのターンテーブルに広げ、2〜3分加熱しては軽く混ぜて2〜3回くり返す。(乾燥具合をみながら) パリパリに乾燥したら、もみほぐして粉末に。湿気がこないようにジッパー付の袋やビンなどに密封して保存する。冷凍も可。
■青しそ 空き瓶などに入れて,軸がつかるぐらいの水を張って蓋をして冷蔵庫へ。
■たまねぎ 涼しいところにネットなどにいれて、つるしておく。夏場はいたみがはやいので、野菜室へ。新タマネギの場合は、水分がおおいため、野菜室で保存。
■かぼちゃ カットしてあるものは、種の部分を取り除く。ラップに包み野菜室に。丸のままだと、1年を通して。新聞紙につつんで、涼しい風通しのいいところで保存。
■じゃがいも・サトイモ・さつまいも・山芋
新聞紙につつんで、涼しい風通しのいいところで、保存。芋類の皮や泥も中身を保護してくれるので 保存するときは取らない。
じゃがいもに関しては、夏場のみぽり袋にいれ、野菜室へ。さつまいもは、年中外で保存。山芋は、冷凍保存がおすすめ。
■大根・かぶ 葉がついていたら切っておく。葉から水分がとられてすがはいるもと。新聞紙、T ラップに包んで冷蔵庫に。葉はなるべく早く使う。
■ピーマン 水気は禁物。ポリ袋にいれ、野菜室へ。
■なす 夏場は、新聞紙かラップにきっちり包み、野菜室へ。低温障害に注意。ひやしすぎると、味がおちる。
■アスパラ 栄養分がにげないように、固い根元と三角の部分(はかま)の皮を除いておく。
ラップかビニール袋に入れて野菜室に立てて保存
■しいたけ
(他きのこ類)
ひだのある白いほうを上にしておくと、黒ずみません。水分はきらいなので、
洗ったりしないように。しっかりラップして野菜室に保存。
■トマト 夏場は、ラップにきっちり包み、野菜室へ。低温障害に注意。ひやしすぎると、味がおちる。
へたを切ったトマトはいたみやすいので、早く使いきりましょう。
長期保存は冷凍庫へ。スープやソースに使いやすい。
■にんじん 1本ずつラップに包んで野菜室に。泥付きはそのままで。
■きゃべつ 冷蔵庫など、涼しいところに、芯の部分を下にして、 ラップできっちり包んでおく。芯をくりぬいて、濡らしたペーパータオルを詰めておいても。使い残しは 包んでまた冷蔵庫へ。 切り口から いたみ始めるので、少しずつ使うときは1枚ずつ使う。
■きゅうり 水気は禁物軽くふいてラップに包み、ラップかビニール袋に入れて野菜室に立てて保存
■ごぼう 濡れた新聞紙にくるみ、ラップに包んで野菜室で保存。土がついているものは、そのまま新聞紙にくるんで保存。
■たけのこ ゆがいたあと、水につけて保存。水は毎日かえると長持ちします。
■巨峰・ぶどう 食べ頃までは日の当たらない涼しい場所で保存。冷蔵庫は、味と香りが抜けてしまう。食べる30分ほど前に冷蔵庫で冷やすとおいしい。
■ばなな 常温で保存して、追熟させる。バナナフィンガーなどにつるしておけるとベスト。1本ずつラップ(または、プチプチにくるむ)して、野菜室でもよい。(皮の色は黒くなるけれど、中身はそのまま)
■オレンジ・グレープフルーツ ビニール袋にいれ、野菜室、または冷暗所へ。輸入物は収穫後に薬がかけられたりするので、よく水洗いしておきましょう。カットしたら、ラップをして冷蔵庫に。
■パイナップル
■りんご りんごは、決してさかさまにおかないように。エチレンガスの発生が活発に。エチレンガスをたくさんだすので、葉ものなどのそばにはぜったいおかない。キウイとは相性がよくあまくなるのをたすける。じゃがいもの芽どめにもよい。ポリ袋にいれて保存。
■メロン 常温で食べ頃になるまで追熟させ、食べる30分ほどまえに冷蔵庫でひやすとおいしい。残ったらすぐ種をとりのぞき、ラップして冷蔵庫で保存する。
買ったら、追熟が必要な果物以外は、はやめにたべましょう!