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No92スタッフド・ペッパーズ(ピーマンのひき肉詰め)(2004.1.08 thu
2004年第一弾は、ソウル・フードから。ピーマンを縦半分にわって、肉詰めしてやいたりするのは、よくありますが、これは、トマトとワインでくつくつ煮込みます。ムチムチのひき肉、くたくたのピーマン、肉汁がしみでたトマトとワインのおいしいソース。ちょっとカンタンレシピとはいかないけれど、ご紹介。

 スタッフド・ペッパーズ
stuffed peppers
トマトのカンヅメ  1缶
たまねぎ      2個
ひき肉(牛と豚 おこのみで) 200-250g
米 かるくひとつかみ
卵  1個
塩コショウ
ピーマン できれば、大きめ、ずんぐり、  8個ー10個
(緑と赤があれば、半々にすると彩りきれいです)

あと、冷蔵庫に根菜などの残りものがあれば、みじんでいためていっしょにいれるとおいしいですし、残り物整理に。今回は、ごぼうの残り物をいれました。セロリや人参なんかも最適。かけらでけっこう、きざんで炒めてひき肉のなかにいれちゃいましょう。

■下処理■
ピーマンはあらって、ヘタのところをきりおとし、なかの種をくりぬいておく。
米はさっとあらう。
たまねぎは、みじんぎり。粗くてもオッケー。
他の残り野菜があれば、それもみじんぎりで。
■調理■
油をひき、たまねぎをコンキヨク、茶色になるまでいためる。
熱をさましているあいだに、ひき肉に塩をいれ、よく練る。手のはらでぐっとおして粘りでるまでよーく練りましょう。
さめたたまねぎをいれる。
(ここまでは、ハンバーグなどといっしょなので、大量につくって、小分けしておくと他の料理につかえます。)
洗った米、たまご、こしょう、をいれる。
ピーマンにすきまなく、詰め込む。
鍋に、トマトのカンヅメをつぶしていれ、(サイコロタイプならそのまま)そこに、へたのほうを上にしてピーマンをならべていく。ピーマンが縦長のときは、ちょいと寝かせても大丈夫。赤ワインを注ぎ,あとは、ぐつぐつ1時間ほど煮込む最初は強火で、あとは弱火で。くつくつ。こげないように注意。
煮込むときに、にんにく、ローリエなどをいれると、さらにおいしくなります。







■ソウル・フード。アメリカ南部の黒人の家庭料理で、臓物などをいれた煮込み料理やガンボ(おくらのシチュー)などのことを指すのだとおもっていたら、この料理のような、家でつくるおいしい家庭料理のこと全般をさすらしい。「魂の料理」うーん、訳するとチョットキハズカシイ。ソウルフードには、ちゃんと歴史があって、南北戦争の前、アメリカ南部の奴隷(主にアフリカから連れてこられた)は、白人の残り物の食材しかなく、それが、内臓などの臓物。これら残り物を、アフリカ風に美味しく料理してたべる、というのがソウルフードのはじまりである。ソウルフード定番のコーンブレッドも、小麦粉は高価なので安いとうもろこしの粉で焼いたらしい。ニューヨーク・ハーレムには、たくさんのソウルフードレストランがある。臓物料理、といっても、まあ、日本でいえば、屋台でたべる「どて焼き」みたいなものかな。残り物、という意味では、冷蔵庫の残り物を工夫したおいしい料理も、心をこめてつくれば、ソウルフード。「残り物のありあわせよ」というより、「ソウルフードよ」なーんていって食卓にだしてみては。
■スタッフド (stuffed)というのは、詰める、という意味なので、外国にいってメニューにstuffedとあれば、詰め物料理である。なにがつまってるかはしらないけれど?? 外国にいくと、たいがいメニューで苦労する。で、適当にたのんだりすると、ごはんの上に、なんと鳥の手の指がついたものがたくさんのってきたことがある。さすがに手つかず。(香港)ペッパー(pepper)は、日本では、胡椒という意味だけど、英語ではピーマンはgreen (sweet)pepper ピーマンという言葉は、フランス語の piment から。
■最近の映画で「ソウルフード」というオール黒人の映画もある。チェック。
■このレシピは、昔、なにかの雑誌に掲載されていて、その頃ビリーホリディをよく聞いていたこともあって「ソウルフード、いいなあ。」とおもい、2ページきりとって、ノートにはさんでいた。年末の大掃除でパラッとでてきて、なつかしくてさっそくつくってみました。大掃除の成果。実際のレシピより、たまねぎオオメ、肉少な目にしてます。