No1 苺はお姫様!  (2003.04.08 取材
福岡県小郡市鯵坂のいちご農家、鶴本さんのところをたずねました。たずねたとき、日曜でしたが、お二人仲良く苺をパックにつめていらっしゃいました。
福岡といえば、とよのかで全国で有名ですが、他にもあきひめ、さちのか、などたくさんの品種があります。最近有名になったあまおうもそうですね。八百屋さんによれば、「鶴本さんのいちごは、味がよくってしっかりしてて、すごく品質がいい」いちごのパック詰めと卸売市場でも定評があるそうです。
鶴本さんのいちごの甘さには、肥料に技があるようでした。自家製で糖蜜(はちみつのかすなど)をあわせて、発酵させて、有機肥料をつくられるのだそうです。

いちごのパック詰めの様子。これが、一番神経をつかうらしいです。一粒一粒ていねいに、大きさをよりわけて、パックにつめていく。
いちごはね〜、お姫様みたいに大事に大事に扱うんだよ。」と鶴本のおばちゃん。
ほんとうに愛情こめてつくったいちごをひと粒づつ大事そうに扱われていました。写真の苺がはいっている青いケースの内側にも、スポンジがしきつめられていました。


いちごのパック詰め
←次のシーズンはあたらしい品種のいちごを出荷するんだよ、と鶴本さん。
名前はまだ未公開でしたが、食べさせてもらいました。
とよのかとは、またちがった上品なあまさと香り。粒もおおきく、いちご好きのわたしは、冬がくるのがたのしみです。






苺をつむ瞬間←ハウスにて。苺の摘み方を習いました。
「ぱきっ」と音がするんです。びっくりしました。「ぶちっ」でもなく、「ぼきっ」でもない。
澄んだきれいな音。ものすごく意外な音でした。感動。
わたしがへたくそなので、左の写真は鶴本さんが見本をしめしてくれました。人差し指と中指でていねいにはさんで、くっとひねると、あの音がするんです。
「たくさんつんで帰りなさい」といわれ、わたしは、あの音をききながら、苺取りに夢中でした^^;



いちごがなっている様子←ハウスにて。ほんとにびっくりしました。苺を一粒一粒太陽の光にあてるために、葉の陰にならないように写真のように外にだすんです。ひとつひとつ手作業です。ハウス6棟800坪もあるのに・・・・
ハウスの中はだいたい25度くらい。
ご存知でしたか?いちごハウスの中にみつばちをレンタルするらしいのです。1箱に何万引きかはいっているらしい。ハウスのなかはぶんぶんみつばちが飛び回ってました。さされることもしばしば。大変なお仕事です。




いちごの花←これが、いちごの花。ちっちゃくてとてもかわいい。


たずねたときは、「いちごも、もうゴールデンウィークで終わりやな」とおっしゃってましたが、もう、そろそろ終わりの時期です。苺大好きのわたしにとって、悲しいかな・・・

今年の冬は八百屋さんでだいたい1パック150円から200円で購入してました。え・・・こんなに手間隙かかるのに、こんな値段でいいの・・・という想いです。
家に帰っていただいた苺をいただきましたが、鶴本夫妻のあったかい笑顔がうかんできました。


いちご農家 鶴本さん
鶴本さんのおばちゃんが、「いちごジュース」のつくりかたを教えてくれましたので、ご紹介します。
「いちごをぶちゅっと手でつぶして牛乳とまぜたいちごミルクもおいしいけど、これもおいしいんだよ」
ふつうのつぶしたのとは違い、すきとおっていて、コップにつぐととてもきれいなんです。氷と水で割ってのみました。
ほのかないちごの香りと甘さが、疲れをすうっととってくれるようでした。

いちご1K(洗ったものまるままオッケー)に対し酒石酸 14グラム(薬やさんで売ってるそうです。なければ、クエン酸でも)を加え、水を600CC加えて8時間おく。いちごは、ざるにあげて、(液はピンク色)さとうを600G(お好みで減らしてください)いれたあと、火にかけ、沸騰する寸前でとめ、さますとできあがり。
レンジで作るいちごジャム
じゃむってカーンたんにできちゃいます。いちごを洗ってへたをとり、深めの耐熱容器にいれて、グラニュー糖をいちごにまぶし、レモン汁をかけます。(1個分くらい)かるくラップをして、レンジで15分から20分。途中でちょっとだけ、かきまぜるといいかも。甘さ加減が自分で調節できるので、好みの味になりますよ!