| mame*note 10月9日 ■先日は夕方から浮羽の平田梨園へ。去年西日本新聞の取材で浮羽にヴェルデの秋山さんから紹介していただいた里芋農家さんの羽野さんを尋ねたときに「面白い人がいるから」と平田さんのところに連れて行っていただいた。平田のヲジサンはキサクでほんとおもしろい。 ■で、数日前「鶏をしめてみたい、っていう若い子がいるから、鶏で料理してみんなで宴会しようとおもう、畑に野菜もあるからなんかつくって」と平田さんから電話がかかってきて、鮮度のいいトリモツがまっさきに頭にうかんだわたしはフタツヘンジでok.やはり食い意地がはっている。 ■それが当日なんと20数人の宴会だとわかる。おまけに料理するひと、わたしだけ。「わかいのがいっぱいくるから手伝うよ」とはいえ、現地でちょっと固まりそうになる。まあ、あるもので料理するのは好きなので、ヴェルデの若手王子 K君に手伝ってもらいながら料理。平田さんからのリクエストで、「なんかねー腸にごぼうをつめる料理があるらしいったい。それつくって」ごぼうもなかったので買いにいってもらい、くるくるまいたりつめたり。そのうち鶏をしめてちょっとぐったりぎみのヴェルデのMさんといいだしっぺの友人、農文協の若いにいちゃん、姉ちゃんたちが手伝いに。 ■すんごい人数で台所はごったがえすが、それがライブみたいでおもしろかった。メンバーも料理をたのしんでくれてるみたいで、それになかなかセンスがある。なすを塩もみしたら色がきれいになったのにいたく感動している男の子がいて、わたしはそういう瞬間をみて楽しむ。飲んだあとも「茄子の色がですねー」といってたので、よっぽど感動したんだろう。イイコトである。鶏もつ鍋、地鶏のがめにもどき、地鶏のたたき風、茄子ピザ、茄子ナムル、ごぼうの腸ずめ、ジャンボピーマンのチーズ焼き、エリンギのナンプラーいため、タマネギサラダ、野菜の天ぷら、ほりたて里芋のスチーム赤味噌ソース、やきなすの生ハム、などミンナが手伝ってくれ次々に料理があがる。平田さんがつくってくれた刺身もあり、近所のいちごや柿の農家さん、食卓の向こう側で有名な佐藤さん、バイヤーのかた、などほんとにいろいろなメンバーで平田さんのお父さんがつくったぶどう酒やもちよりの美酒にみんなで酔いしれる。 ■鶏をしめたワカテは、首をしめ、血をながし、毛をむしり、内蔵をだし、とひととおり経験してグロッキー気味だったが、やはりいろいろかんじるところは大きかったモヨウ。店で売られている鳥は、すぐつかえるようにほんとに便利。でもそうなるまでは、ほんとにタイヘンなのである、なにごとも体験は大事。とえらそうにいいつつ、ワタシは臆病もので血はニガテ、お野菜がいいです。 ■平田さんの新高でデザートに赤ワイン煮をする、とっても好評。基本的には、わたしはフルーツはそのままが一番だとおもっている。が、たくさんあるときなどはこのワイン煮が役に立つ。梨の赤ワイン煮は、品種により、その食感、味がかわりまたコレを楽しむのもよい。新高はサクッとしたしっかりした食感がのこる。平田さんいわく、今年の梨は昨年より1度くらい糖度がたかいそう。浮羽の平田梨園でも、ヴェルデさんでもこのおいしい梨が買えます。 |
.mame*note 10月10日 ■今日はハードだった、佐賀で「フルーツガイド養成講座」で講座&佐賀のフルーツをつかった料理教室。終わったら高速とばして宗像でTNC文化サークルの料理教室。朝、佐賀にむかうのに、長崎自動車道にのりそびれてなぜか久留米にいっていまう。気がついてよかった。そーいえば、先日も南区にいくはずが、考え事してたら博多駅。ちょっとやばいコノゴロ。(まえから?) ■佐賀のフルーツガイド講座では、ありきたりの話しもおもしろくないかな、とブルームや追熟、たんぱく質分解酵素などフルーツがもつ特性などについて話す。果物クイズなどもいれたので、時間ぱんぱんで料理教室に突入。 ■で、実験をしてみた。梨のたんぱく質分解酵素を利用して、豚肉を梨のすりおろしにつけたものとそうでないものを準備してソテーにしてみなさんに食べてもらう。2時間くらいでもあきらかにつけておいたほうが柔らかくなっていた。おまけに、梨の甘みがいいかんじ。梨のたんぱく質分解酵素プロテアーゼくんはいい働きをしてくれるなあ。お隣、韓国では、梨の消費量がものすごく多い。街中では梨ジュースなどが売っているし、焼肉のタレなどにも梨のすりおろしがはいっていたりする。 ■わたしは、この梨ジュースはダイスキで、よくやるのだが(二日酔いにイイ)、これがおいしい品種は豊水。新高になるとしゃりしゃりししすぎる。まあ、豊水はまだ暑い時期の品種なので、ジュースとして飲むにはちょうどいい頃、うまくできているなあ。これを国産レモンをいれシャーベットにしてもウマイ。今日は、まだ暑いだろうとおもってこの梨のシャーベットもメニューに。他お肉に梨をすりおろして使うビビンごはん、梨をくるんだ生春巻き、梨とぶどうの赤ワイン煮、佐賀の早生みかんをつかった手づくりドレッシングなどを紹介した。去年より減らしたのだが、それでも多すぎた、反省。もりだくさんにしすぎるのが悪い癖である。 ■参加していた人にワカイ男性がいて果樹の指導員をしている、という。料理も手早い。「ボク3ベジ20フルでしたよ」 (1日にとるのは2フル)ええー!すごい!この時期、いろんな農家さんで毎日みかん、梨を食べるそう。仕事とはいえスバラシイ。 ■20,30代のフルーツ離れが進んでいる。「甘くて太りそう」「むくのがめんどくさい」というのが大きな理由だとか。旬のおいしいフルーツはその時期にしか味わえない最高の贅沢なのに。これからいろんな柑橘類がでてきて、早生〜晩生まで品種をかえながら楽しめる、こんなタノシミを知らないなんて人生損してるかも。日本のフルーツは手をくわえるのにはもったいないくらい、レベルが高い。とても手がかかっている。価値がある、とおもう。だけど、フルーツを食べない理由に「高い」というのがある。高いといっても1個200円くらいでしょ?しょーもないサプリなんか千円くらいすぐにだすでしょう。なんだか世の中の価値観がおかしい気がする。写真は佐賀の「ゲンコウ」という柑橘。 ![]() |
mame*note 10月15日 ■先週末は 「アートをたずねる月」でダフェ(カフェ)と工房まるさんがやっているitadaki-maru!というイベントに2日だけ参加した、今年のテーマは「食・色」。ワタシは野菜の色をなにか表現できたら、とテーマは、大地の色。馬場農園のごぼうと浮羽・上村さんの流川れんこんが今回のシュヤクであった。(写真はダフェのいりぐち。工房まるのkosuke君の鳥と大樹くんの人がむかえてくれる。) ![]() ■今回はお野菜ベーグルはベジキッチンと工房まるのコラボセットで工房まるのコウスケくんがつくった陶器の「ベーグルクン」がついている。。前日からお野菜ベーグルの生地をしこんで、当日は朝はやくから成型、焼き上げにくわえ、料理の仕込み。「こんなに大量のごぼうあらったの人生はじめてです!」と春のイベントのときに人生初の大量の「うど」の皮むきに驚いていたYちゃん、今回もリアクションがおもしろい。手伝ってくれる生徒さんたち、朝はやくからほんとうにありがとうです。れんこん、白いちじく、ごぼうなどが焼きあがりました。お野菜ベーグルとベーグルクンのセット、こんなかんじ。ベーグルクンは、色違いの2個ついていて箸置きにしたり、チャームにしたり、用途いろいろ。 ![]() ■13日は、工房まるのメンバーが、4名きてスケッチなどのアートライブ楽しかった。今回のイベントは、お客さんもゆるーいかんじの出足だったので、わたしも似顔絵なぞかいてもらった。最初にかいてもらったのは、大樹くん。じっと観察されるのってはじめての経験で、はずかしいしこそばゆい。 ![]() 野菜もかいてもらった。(kosuke君)色つかいがおもしろい。浮羽の上村さんの流川れんこん。 ![]() これは宮崎・馬場農園の葉つき人参。 ![]() |
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| mame*note 10月28日 ■けやき通りが本の街に。27日(土)は「ブックオカ」のメーンイベント、ブックスキューブリックの前で「1箱古本市」に参加&お野菜ベーグルセットとれんこんベーグルのサンドセットなど、「ベジキッチンのベーグル屋」を開店。 ![]() ■前日から、ベジキッチンの生徒さんたちをはじめ、たくさんのかたがお手伝いしてくださいました、ほんとうにありがとう。ちっぽけなオーブンがほんとフル稼動でした。よく働いてくれたなあ。で、お野菜ベーグルセットは、開店40分で売切れてしまった。全部手づくり&オーブンが小さいので量が焼けないのが残念。また来月17日きますので、よろしくです。今回は、れんこん、ごぼう、紅玉、玉ねぎベーグルでした。 ![]() ■当日はあさから けっこうなにぎわい。古本、こちらはAちゃんが担当してくれた。FOOD,ART,PHOTOのテーマでけっこうマニアックな地図や写真集なども無事にうれ安堵。年配のかたから、若い人までたくさんのかたがたちどまってくださった。ディスプレイにかけてたフライパンとスプーンは「コレ売ってないの?」と問い合わせ多し^^;こういった市はお客さんとのやりとりもまた楽しい。 ![]() ■はじめてベーグルサンドセットとして販売。スープには、根菜をたーっぷりいれ野菜のみでつくる、根菜がほんとにあまーい味をだしてくれる。紫芋もほっこりあまい。ごぼうも香りを主張。あったかいスープ、もう少し寒かったらよかったんだけどな。ジュースは、順造選のクランベリージュース、濃厚な味でした。 ■他の古本やさんをまわれなかったのが残念でしたが、ほーんとにひさしぶりにあった高校時代の友人や生徒さんたちもたくさん遊びにきてくださってありがとうございました!また来年もきます!![]() |
.、mame*note 10月30日 ■ずしっと重たい箱が送られて来た。なんだろう、とあけると、ゴロゴロ、ゴツゴツとれたての顔をしたじゃがいもたちと、なにやらビニールにはいった赤い塊。オトウトの友人Fくんが厚沢部(北海道)のじゃがいも、自家製キムチをおくってくれたのだ。箱をあけると、北海道のひんやりした空気がつまっているような気がした。お礼の電話をいれると、「もう朝にはストウブです」こちらは、まだ昼間は半そでだったりするのに。距離をかんじる。 ■じゃがいもは鍋で皮ままゆっくりゆっくり時間をかけてことこと茹で、あつあつにパッと塩をしてほうばると、なぜか北海道気分。そのまま食べて、あきてくると、冷蔵庫にあったアンチョビやにんにくなどでざざっとしたディップをつくり、おいもにつけてほおばり、ビールを飲む、ああおなかいっぱい。満足。おなかもこころも満たされる。 ■ごろごろ不揃いのじゃがいもをみていると、スーパーにならんだじゃがいもはなんて形も大きさもそろっているのか、とおもう。選別して選ばれたじゃがいも、のうらには、こぶがあったり、あやしいカタチだったり、きずがはいってたり、チビだったり、いろんないもがいるはず。でも、こんな不ぞろいのじゃがいものほうが、大地の香りがして、個性があって、自然の力をかんじる。わたしはこっちが好き。そんな人もたくさんいるとおもうのに、スーパーではきれいなじゃがいもしか売られていない。 ■もっと土がついたまま、不ぞろいのまま、「いま掘ってきたぞー」みたいな野菜がかえるようになるといいなあ。里芋も親芋に小芋、孫芋がひっついたまま、とか。選別の手間もはぶけるし、なにより、作った人が作った野菜をぜーんぶ食べてもらえる。何ヶ月もかけてつくったのに、こぶがあるから、チビだから、とはねのけられるのは作った人もトウの本人(人じゃナクテ芋ダケド)もたまらない。 ■[行者にんにく」に続き、Fくん、どうも北海道の恵みをありがとう。手づくりキムチもウマカッタ。新米がすすんで困ります。 ■話しはかわるけど、平田梨園での宴会のときに知り合った農文協のかわいいNちゃんの紹介で、屋久島の農家さんをたずねることに。安納芋と紫芋(さつまいもです)の取材で、料理は名古屋の友人からならった「鬼マンジュウ」の予定。小麦粉とサツマイモとサトウだけのお菓子で、素朴なのである。 ■また、屋久とろろのやまいもも取材して、首折れサバを食べて、山にのぼって、カヤックをやって、とアタマのなかは屋久島スイッチがはいってしまっている。どんな食べ物にであうことか。わくわく。トッピー(高速船)にのっていってきます。帰ってこないのでは、と心配する友人も。山の上で、バーナーでお湯沸かしておいしい珈琲を飲むのもタノシミ。深炒り豆をひいていこう。さて、いまから準備。 ![]() |
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