mame*note 3月07日
■今日は午前中は熊本県の南関の農家さんに新聞の取材、午後からは大牟田で1月にオープンしたレストランの料理指導で、ちょっぴりハード。あいまに新しくオープンした道の駅に寄り道したり、湯気につられて饅頭屋にはいったり、とあいかわらず節操なし。
■今日も快晴、風が冷たいが気持ちいい。このまえみやま市(瀬高と高田が合併)のスナップエンドウの取材のときも快晴、おてんとさまはいつもミカタしてくれるのでスキ。
■今日の農家さんはうちのご近所でときどきいっしょにイベントなどをするヘアメークアーティストのIさんの親戚のかたが紹介してくれた。小さい人参の農家さんとおっきい人参の農家さん。挨拶するとすぐ車のトランクをあけ、「ほら」と採りたてのりっぱな大根と人参。それもきれいにあらってくださっている。人参の葉が少ないなとおもったら、「これは新芽だよ」。うーん、葉がものすごく細かくきれい。新しい息吹をかんじる時期なんだなあ。お二人とも70歳で人参大ベテラン、「人参の葉はうまいよ。かきあげにしてもいいもんなー」となんだか楽しい方だった。畑近くにはまむしがでるらしい。「長靴はいとかんとかまれるよ」と脅される。
■で、話は南関あげの話題に。(常温でおける、南関地方の名物のおあげ。ウマイ。)いろいろメーカーがあるあらしく、「やっぱ塩山のがいいよ」とのこと。ヲジサンたちの人参やあいがも農法のおいしい南関米は、ちかくの関所村というお店においてあるらしく、帰りにそこを発見したのでよってみる。
■そこでは、なんと3メーカーの南関揚げをうっていた。それも大小さまざま。ヲヲーそそられる!もちろん3種類をゲット。太巻き用にでっかいサイズもある。それからみつけたのが南関素麺。イシスのIさんからは以前きいていたのだが、これもエラクうまいらしい。なんとひもみたいにずっとつながっているので、鋏できってゆでるとか。
■大牟田の「ソヨカゼ」では、春野菜をつかった料理をつくる。さすが栄養士さんたち、下準備もなにもかもものすごくはやい。Nさんのみじん切りにはいつも感動。お昼をレストランで食べたのだが、お客さんがけっこうはいっていて一安心した。横の女性のお客さんが「お野菜プレート」を食べてくれてた。盛り付けもいいかんじ。福岡でも宣伝しなくっちゃー。日曜休みなのがザンネン。で、ここの南関出身のFさんによると、南関揚げ、塩山よりもおいしいのがあるとか。次回教えてもらう約束。
■野菜もなにもかも春にむけて始動。なんだか自分だけがとりのこされているような。


photo:HIROYUKI OHNO/FAKE.
mame*note 3月13日
■今日は公立高校の入試日。たぶん長年やってきた家庭教師の最後の生徒?のTちゃんが受験にのぞむ。志望校がボーダーラインだが本人は受ける気持ちまんまんでわたしもこの集中力ならイケルとおもっていたのだが、両親がどうしても「女の子だから絶対受かるところに」と大反対でひとつランクを下げる。本人がっかりしていたが、以外と切り替えがはやく、その高校のパンフレットをみて夢をふくらませている。いいなあ、きみの未来は無限大にひろがっているよ。差し入れに合格ベーグルを焼いてもっていく、Tちゃんもすごくベーグルファンで「家族にはかくして一人でたべて合格しますっ」と喜んでくれた、いまごろ格闘中かなあ、ガンバレ!
■週末は、宇宙堂さんで2DAYお野菜カフェを開く。いまは、事務所としてつかっているマンションの一室が、オーナーのKさんのセンスが光る家具など、すてきな空間がにわかにできあがる。
■カフェをひらくのはたいへん。オーブントースターやミキサーや、料理道具一式を持ち込みで、それはすごい荷物となる。数日かけてもちこみ、かえりはいったい??とおもったがOちゃんがみごとに詰め込み車一台分に収納できた、神業!いまやワガヤのなにがどこにあるかを、わたしよりよく知っているOちゃんにはいつも感謝、である。今回はテニスの友人の娘さんY嬢も手伝いにきてくれた、どちらかというとヲトコっぽいベジキッチンに違った雰囲気のオーラをもつ、とっても美人である。ハードな仕事をばっちりこなしてくれた、これまた感謝。
■今回は、ボンラパス時代にいっしょだったいまはファーマーのY君がつくるアスパラをメインに。もちろん朝どりで、太くって甘い。それに石橋農園のあまいにんじんと田んぼでそだったセリ。ヤマウド。葉わさび。長崎の大雲仙フルーツトマト。材料の調達で1日をついやす。こんな食材で、春をかんじてもらえば、と春野菜のエスニックカレーやうどとせりのおにぎり、春野菜プレート、などのメニュー。(←写真はとるひまなかったのでうちの生徒さんのYちゃんのブログにて)すごく人気があったのが春野菜のカレー。ぜいたくにフルーツトマトもいれちゃってる(ワカッタカナー)。このまえの農家さんの取材でいただいた里芋がこれまた、おいしい。お野菜ベーグルも人気で用意していたものは完売、1日目がおわってかえって夜中にOちゃんと焼き始めたのはいいのだが・・・・
■二人とも、超睡眠不足。わたしなどスプーンをもったままうとうとしてしまう。計量をまちがえたのか、生地がヲカシイ・・・・((+_+))。ベーグルは4時間ちかくかかるので、60個失敗にがっくりくるも、Oちゃんのアイデアで違う食べ物がうまれる。これが、けっこういけるのです。「これ、いつかデビューやね!」と真夜中にあやしいテンションでOちゃんと二人で盛り上がる。結局、ちょいと寝て、朝早起きしてつくりなおし。こんどは、ばっちり。「ちゃんとネナイトいい仕事はできんよ」と生地がおしえてくれました。まったくもってプロじゃないなあと深く反省。
■ベーグルの宣伝をしてくださった、宇宙堂のKさん(更新ハヤッ!)、いつもお世話になってるサロンのSさん(ホームページオープンしました!)、おいしい野菜をつくってくれる農家のみなさん、それからいつもアホなわたしをたすけてくれてるスタッフのみなさん、ほんとうにありがとうございました。たくさんの人に喜んでもらえてよかった。「おいしい!」の言葉に疲れがふっとびます。みんなに迷惑をかけんように、もっとどーにかせんと、とちょっと焦る日々。写真は、ビーツ、りんご、レンコン、ごぼうのベーグルセット。


mame*note 3月15日
■3月は春野菜のクラス。そのままでも甘い新玉ねぎ、春の香り独活(うど)、朝どりアスパラ、スナップエンドウ、春キャベツなどなど、お野菜好きにはたまらない季節である。最近は、独活にすごく興味を覚え、いろーんな料理につかってみる。イタリアンよし、エスニックよし。
■うど、というのは、数が少ない、日本原産の野菜。いがいに、ほとんどの野菜や果物が外国からのルートではいってきている。他に日本原産といえば、ふき、わさび、ダイコン、せり、ラッキョウ、サンショ、セリ、ミツバ、ミョウガ ・・・ ダイコン(これもヨーロッパ説もある)以外はそんなにメジャーではないものばかり。うどは逆に海外にでていったのだろうか?「うどの大木」といわれるが、ジツは草、である。ものすごく大きくなり、たべられないし、建築用材にもらなないことからきているらしい。まあ、そんな自生している独活なんてオメニカカル機会なんてめったにないけど、一度「うどの大木」をみてみたいなあ。
■いま3月のクラスでつかっているアスパラガスは、江戸時代、オランダから伝わって最初は観賞用だったらしい。大正時代に食用になった。南ヨーロッパからウクライナが原産地。
■アスパラは呼吸量が多い野菜。生徒さんにきくと、ほとんどのかたが野菜室にいれる、というがほんとは冷蔵庫のほうにいれて温度を低くして呼吸を抑えてほしい。呼吸には自分自身の糖分がエネルギーとして使われるから。野菜室では温度がたかすぎる。見た目はそうかわらないのだが、甘さ、旨みがどんどんぬけていく、とりたての甘いことといったら!農家さんも温度管理には気をつけ、氷をいれて運んだりしているのに、無造作においてあるスーパーなんかをみると悲しくなる。立てておくのもキホン。要は野菜にストレスをかけないことである。
■先日、おかあさんについてきてクラスに参加した4年生のYちゃん。アスパラや春トマトはおいしそうに食べていたが、独活はどうやらニガテだったらしい。そりゃそうだよなー わたしも好んで食べるようになったのは最近。でも、Yちゃん、キッチンではぶかぶかのエプロンをつけてダイカツヤク。トマトをきったり、野菜をあらったり、おにぎりをにぎったり。おにぎりはトクイらしい、かわいいころんころんしたのをたくさんつくってくれた。うどの皮のきんぴらとセリがはいっているので、これも彼女はニガテだったみたいで、白いゴハンに変更、ゴメンネ。スィーツでやった鬼まんじゅうは大満足。こんどおばあちゃんたちにつくってあげるそう。ガンバレ!
mame*note 3月18日
■今日はいい天気。早起きして外を歩くと、ちょい二日酔いぎみのアタマもすっきり、気持ちがよい。もうすぐ春だなあ。
■昨日は、赤木酒店のワイン角打ちバーでのイベント。フランス人のシェフ レミは他のところにうつったらしい。で、今回フードを依頼される。ワイン&野菜、いけるんだなあ、この組み合わせ。
■今回は春野菜ザンマイ、春にんじん、アスパラとウドのグリル、ウドの皮きんぴら、春トマ&春ごぼうトのベーグル、で夜はまだちょっぴり寒いので春野菜がたくさんはいった春鍋を。あさりベースの洋風鍋である。
■相手がお野菜なので、仕入れも当日がよいし、仕込みも当日。あさどりのアスパラをゲットしにいったり、せりや人参を手にいれたり朝から奔走。仕込みは短時間集中、デアル。今回は40人分だったのでけっこうタイヘンだった。仕込みが佳境にはいったころ、友人Nちゃんから「何してる?」とメール。どうやら近くにいるらしい。Nちゃんは、いっつもわたしがアワアワしてるときに「何してる?」のメール。テレパシーか?で、いっつも助けてイタダイテイル、今回も。いつもアリガトウ、感謝。
■これでもか、というくらい独活をむく、きざむ。独活ははじめての手伝いにきてくれたMちゃんももうなれたもの。かいあって独活の料理はとっても好評、よかったヨカッタ。
■赤木酒店は酒屋さんだが、奥にテーブルがあり、ワインのカクウチスタイル、とてもおしゃれなかんじ。この日は、13種類ものワインがそろえてあり、おかわり自由で、わたしたちもワインを飲みながら盛り付けたり料理したり。お客さんともいろいろ話しながら楽しい夜をすごす。料理はフードコーディネータのIさんもオマール、まぐろなどをつかったオードブルがあり(あまり食べだせなくってザンネン!)、料理もいろいろ楽しめるオトクなワインの試飲会でした。キャンセル待ちも多数でたらしい、赤木酒店、人気があるなあ。店主の赤木さんは、とっても気さくなかたで、ほんとによく働くかただなあ、といつもおもう。30分時間をまちがえてしまってごめんなさい。
写真は、主役の独活に田せり、新たまねぎ、春にんじん、春トマト。アスパラはたべちゃいました。

mame*note 3月21日
■この数日きりり、と晴れた日が続いた。仕事先からあしを伸ばし、静岡・焼津にふらっといく。そこでみた駿河湾ごしのひさしぶりの富士山はでかく圧倒された。ソノ昔東京時代、通勤で電車をまつホームからふと空をみると、遠くに富士山がみえて、アア、こんなとこからもみえるのか、といたくカンゲキしたことを思い出した。なんだかフジサンからパワーをもらっていた気がする。博多はダイスキだが、残念なのはフジサンがみえないこと。
■ほんとは、桜海老の時期かなあ、とおもって楽しみにしていたのだが、まだちょっとはやかったらしい。3月26日から漁がはじまるとか。時期だったら由比までいこうとおもっていた。でも、焼津でたべた桜海老のかき揚げは最高にうまかった。寿司やのヲヤジは、「これはおいしいときのをすぐ冷凍してるからね」という、またいつか漁の時期にきてみたい(春と秋と2度旬があるそう)。名前がおもしろくってついたのんだのが「鰹のへそ」あれ、へそってあったっけ、とおもいつつ、きたのはしょうがで煮てある三角の茶色い物体。くにょっと歯ごたえがある、「そりゃ回遊魚の心臓だから」と友人。いまちょいブームの「黒はんぺん」も肴で食す(いわしでつくったまっくろなかまぼこみたいなの)。静岡ヲデンにはかかせないらしい、黒はんぺん。最初「お茶」といっていたのを撤回、ビールにしてよかった、正解。
■焼津のまちをぶらぶら歩く、あまり人っけがない。商店街もいわゆる半分シャッター通り。そういえば、このまえ仕事でいった玉名もそうだった、日本の街はどうなってしまうのか。「街おこし」でブレイクしたところは、なんだかもとの街とはちがっていて、魅力がなくなるし。八百屋を発見してはいる、さすがいちごの産地、いちごはすべてわたしのすきな面長の「章姫」だった、それもぶりぶりきれいででかくって300円、つい購入。
■駿河湾は日本で一番深い湾らしい、水深2500メートル。海洋深層水でも有名である(ミネラルがおおいらしい)。寿司やもこの水でお米炊くとウマイ、といっていた。写真はしらす、桜海老、まぐろ、いくらなどがもりもりの焼津・小川港ちかくの食堂にて食べた海鮮丼、1500エンでものすごいネタ・ボリューム。いっしょについてきた味噌汁がウマカッタ、具の新タマネギの威力、なんともいえない甘み。サッスガー新タマ、豪勢なヲサカナに負けていないぞ。

mame*note 3月27日
■桜がちらほら。「春呼ぶ雨」しとしと雨が降る、この雨が暖かい春をつれてきてくれる。でも、ほんとうは春というのは寒い冬を乗り越え、もっと待ちに待ってやってきた、ありがたいものだったような気がする。暖かい冬でなんだかそんな感謝がうすれてしまうなあ。
■春、といえばオベントウをもってどこかでかけたくなる。今週の土曜日は、波佐見の桜陶祭りにでかける予定。中尾山「桜陶祭」毎年4月第1土日に行われており、各窯元がつくった陶器につめたオベントウ「陶箱弁当」が有名。人気の窯元はもう1月には予約でいっぱいなんだとか。実は、先日波佐見に友人NちゃんとOちゃんといき(あいかわらず珍道中^^;)工房 青さんにおじゃました。ここのお弁当も人気で予約がいっぱいだったのだが、最近知り合いになった波佐見のK陶器のTちゃんに泣きつき、青さんの弁当箱をゲットできることに!
■彼女は柿右衛門さんの血筋で、最近故郷にかえり、エネルギッシュに「tamayoブランド」をたちあげすてきな器をプロデュースしている。若い洗練された感性はきっと波佐見に新しいパワーをふきこむにちがいない、タノシミ。
■工房 青さんの器もすてきでNちゃんも愛用しているらしく「ただの豆腐がねーこの器にいれると化けるのよ」という。料理というのははほんとうにいろんな要素がからみあう、素材にはじまり、調味料、調理する道具、器、盛り付け方、作る人の愛情。どれも欠かせない。
■お野菜は、色がとりどりで、ついつい白い器をつかってしまっていた。青のYさんにいわせれば「白をつかえばそりゃいいよ、それは怠慢だよ」と一言。そういえば、昔はいろんな柄の磁器や陶器に色の構成をかんがえながら盛り付けてたっけ。ほんと、最近怠慢だなあ、といたく反省。盛る器によっても料理はこんなにも?とおもうくらい変わる。食の世界とは、なんともフカイもの。学ばなくてはいけないことが多すぎる、だがおもしろくてしかたない。
■写真はスナップエンドウ。いま「SQUARE4月号」という西のほうででている冊子に「お野菜ゼミ」コラムと写真がのっかってます。「柄がつるみたい」とカメラマンのOちゃんの見立ての器。このスナップエンドウをつくった農家さんはなんともコワモテだったのにかわいい春色。もうすぐ春がやってくる。
  2006  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
  
2005  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
  
2004  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
  
2003  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12