| mame*note 9月04日 ■マルオクラの朝露がついた写真がとりたくって早起きして糸島にいくも、もうついていなかったのでがっかり。でも、すこぶる天気がよい。ということで、ふらふらとドライブ。いきあたりばったりで、最初にいったのは波戸岬。ここは、サザエのつぼ焼が有名で、朝からおばちゃんたちが炭火サザエを焼いている。まだ9時すぎ。おなかははらぺこ、においにふらふら、気がつくと椅子にすわっている。 やりいかが海をバックにたくさん干してあり、これもそそられる、注文。お野菜もいいけど、たまには魚介類三昧もステキ。![]() ■近くの道の駅などをひやかすと、もう、「ツガニ」がごそごぞでていた。これ、モズクガニともいって、上海が二みたいですんごくおいしい川ガニ。でっかいので1匹500円だった。クーラーを積んでおけばよかったなあ、と後悔スル、また次の機会に。「ササギ」とかいてある黒い細い豆を購入。最近、玄米になにか豆をいれてたくのがマイブーム。これは、「ささげ」のなまったものか?道の駅の買い物は地元のものがおおくっておもしろい。甘夏ジュレ、さざえごはんをゲット。 ■それから呼子の朝市に。カマスの干物や、デカアジの干物(信じられない大きさで1枚250円!)を購入。道端では、ヲバチャンたちがいろんなものを売っている。ウニあり(写真)、野菜あり。ウニは1個300円。ヲバチャンが殻を割って、黄色の中身を手のうえに「ほら!」といっておいてくれるので、ワイルドに手で食べる。アマクッテそれはおいしいのでありました。 ■・・・と、魚介類三昧の一日、早くも食欲の秋。ダイエットをしなくてはいけないのに。困った。 ![]() |
mame*note 9月15日 ■カラフルな夏野菜よりも、なんだか土色のお野菜に心が惹かれるようになってきた。栗やサトイモ、サツマイモ。ホクホクの季節到来。 ■博多に秋がきたなあ、とおもうひとつにいま開催中のこのお祭りがある。筥崎宮(福岡市東区)の放生会(ほうじょうや)。「梨も柿も放生会」、というサブタイトルがついている。(この祭りのころから梨も柿もおいしくなる、ということから。)東区でずっと育ったわたしにはなじみが深い祭りで、昔は友人たちとでかけ、露店をタノシミ、見世物小屋にはいる勇気がなくって想像をふくらまかせていたっけ。 ■ぺこぺこならすチャンポン(ガラス細工のビードロ)やかわいいおはじきが有名だが、他にもここの名物に「新しょうが」がある。濃い緑色の葉付きで、畑からひっこぬいてきたばかりのようなでっかい白くてりっぱなしょうがが束になって数件の夜店に並ぶ。もちろん、しょうがしか売っていない。戦前はこのあたりは、しょうが畑がたくさんあったとか。値段は500円から2000円くらいまであったかなあ?葉は洗ってネットにいれてお風呂にいれるとよいらしい。 ■昔は、「しょうが」なんてまったく興味がなかったし、あんなに束になったものをたくさんどうして買うんだろう?なんて不思議におもっていたが、いまや年齢とともにしっかりショウガファン。ベジキッチンの生徒さんも、ショウガファン多し。いつもワキヤクではかわいそう、と主役にした「しょうがごはん」はとっても好評だったし、今月やっているしょうがとさんまのごはん、も好評。冬場はからだがぽかぽかしてくるほどあたたまるし、昔から生薬として使われていたほど、いろいろな薬効がある。 ■しょうがは、皮のところに香りがあるので、よく洗ってむかずにそのままつかう。ちょっと黒いところは、スプーンでけずるとよい。新しょうがに対して、古いしょうがは「囲いしょうが」やひねしょうが、などとよぶ。スライスかコロコロにきって甘酢漬けにしておくと、しばらく楽しめるし、糠床にいれるもよし。最近復活したウチの糠床にも、いま新しょうががつかっています。新米もでてきて、ゴハンがススム、困った。 ■ジンジャーシロップもつくっておくとベンリ。しょうがをスライス、お砂糖やはちみつをいれシナモンスティックを加えコトコト煮詰めるだけです。炭酸水で割ったり、ジンジャーティとしてホットでのんだり。 ![]() |
mame*note 9月16日 ■一糸乱れぬようにきちっとそろえてあるたくさんのスリッパ。ものすごく気持ちがイイ。先週ハハと夏やすみの旅行にいったのだが、指宿温泉の秀水園、という宿にはいると、若おかみが着物姿で正座でふかいおじぎででむかえてくれる。なにより、スリッパがすごい。人を迎える、というのはこういうことなんだなあ、と感心&反省。おまけにこのスリッパ、とっても履き心地がよくて、売店でかってかえろうかなとおもったくらい。 ■ちょうど平日で「いいお部屋があいていましたから」ととってもすてきなお部屋に通された。海がみえ、ものすごく広い。宿は古いけれど、なんでも「きちっ」としていてていねいに掃除されているのがすごくわかる。ジツハ、オトウトのヨメのKちゃんがなにかの抽選でここのペア宿泊券をあてて、プレゼントしてくれた。九州ににながら、砂蒸し風呂にはいったことがない。これはいかなくっては、と。やっと実現。砂蒸し風呂は、すぐ近くの海岸沿いに大きい施設がひとつあり(最近できたのか、とってもきれい!)、そこに、いろんな宿のお客がはいりにくるスタイルである。 ■はじめての砂風呂は、すごく気持ちよかった。おばちゃん、とおもいきや、おにいちゃんたちがスコップでざくざくと上に砂をかぶせていく。埋められる感触ってこんなんだー。10分もすれば、カラダはぽかぽか。サウナなどとちがうのは、顔が外にでているので、暑くないから気持ちがすごくよい。サウナが苦手なハハは3分で飛び出すだろうとおもっていたら、ぜんぜん平気で「気持ちいいー!」と大喜び。ビールがすこぶるおいしかった!日焼けをさけて夕暮れどきにいったが、お昼間は、パラソルをさしてくれるらしい。砂をかける作業、けっこうたいへんだろうなあ。あのバイトをやったらやせるかしら?などと考えながら波の音をききながらうつらうつら。あまりはいりすぎると低温やけどをするとか。 ■お料理には、チビオクラが前菜につかわれていた。「そら豆とオクラの産地なんですよ」と料理をはこんでくれる仲居さんがおしえてくれた。オクラ農家はけっこう腰をやられるらしい、なので、オフシーズンはここの砂蒸し風呂に湯治にくるのだとか。そういえば、湯治という習慣も、最近はなくなったなあ。 ■早速家にかえってうちのスリッパをきちっと並べる。遠くからきてくれる生徒さんのことをおもいながら並べると、気持ちもひきしまる。いいことを学んだ。 写真は鹿児島で採れるイセエビのお刺身。 ![]() |
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| mame*note 9月21日 ■台風はすごかったラシイ。ラシイ、というのは、わたしは、その日撮影があり、なんとか台風まえに家にかえってきたらへとへとに疲れて、風がすごかったり、停電したりしていた時間にはジツハ「爆睡」していた。おきたらもう、風はぴたっとやんでいる。あれ、台風こなかったのかな?と勘違い。 「つくずく幸せなヤツ」といわれました。近くの町は5時間も停電してたとか。風で窓ガラスがわれたとか。 ■昨日は冷泉荘でのベジキッチン、今日は宗像でTNC、と連荘で出張教室。難点なのは、なんぜ荷物がおおいことである。いつも5,6品はつくるので、冷泉荘のときは材料から調理器具、包丁、まな板など荷物は山。準備も買い物からいれると数時間かかる。昨日は、移動中台車がつっかかり、上に乗せてたお皿類がおちて、4枚われ、ナミダ。(;_:) ■冷泉荘のトラベルフロントでの生徒さんたちは、ナンダカとってもかわいい人たちがおおい。それにみんな熱心。いくと、「この前習ったオクラのスープつくったんですけど、ちょっとゆるゆるでしたあー」などと報告してくれる、これがうれしい。お野菜ゼミはみんなメモをとりながら聞いてくれる、これまたうれしい。こんなコたちが彼女だったらうれしいだろうなあーなんてヲヤジ的発想カシラ。みんなで笑って楽しいクラスだった。さといものスープもしょうがとさんま*ごはんも好評!先月がエスニックごはんだったので今回は和っぽいかんじで。 ■今日の宗像クラスは、もう1年半になるので、最初からきてるTちゃんのファイルはもうレシピやゼミの資料でパンパン。「コレ、宝物です!」といってくれた、ナミダでそう。料理教室や食の仕事をはじめて、ほんとにたっくさんのすてきな人に、生徒さんに出会った、これってわたしの宝物です。 ![]() |
mame*note 9月27日 ■テレビをつけると、プロ野球の選手がビールかけをやっていた。もう、そんな季節なんだなあ。ヘエ、シンジョウ引退なんだ〜。けっこうすきな選手デアル。 ■今日は、自宅で雑誌の撮影。季刊紙で11,12,1月号用なのでちょっと先撮り。素材は「ニンジン」である。素材カットもあるので、葉つきのにんじんを、宮崎の馬場農園のひろみさんにおくってもらった。馬場さんのところのニンジンは箱をあけると葉っぱがびよんと飛び出すほど元気がよい。事前に試作とスタイリングをOちゃんとやっていたので、今日はちょっと余裕。クライアントのIさんは、化粧品会社のデザイナーだが、Oちゃんは、カレのスタイリングの好みをこの数回の撮影でばっちり把握。今回の選択は、ばっちりツボをおさえていたようでほっとする。Oちゃんの才能のおかげだなあー!そういえば、ワタシのすきなテイストも、味から色から食器までばっちり把握してくれているので、ものすごくやりやすい、感謝。 ■で、デザイナーのIさんは、お野菜ズキ。うちにあるいろんなお野菜をみて「これ、なんですか?」とききまわる。部屋にころがっている「冬瓜」ははじめてみたらしくすごく珍しそう。いつもながら、撮影がおわったニンジン料理をおいしそうにたいらげてくれる。ちょうどごぼうのベーグルを焼いていたのでだしたら、「ディップなしで」と、素材派である。国産小麦の風味をあじわってくれる人がいて、なんだかうれしい。 ■素材カットのときにんじんをいろいろ並べていて3本ならべたときに、ふっと昔の記憶がよみがえる。そういえばニンジン3本の刺繍をしたクッションをものすごくわかかりしときにつくったっけ。大学生のときだったかなあ。癌でなくなってしまったがわたしがとっても好きだったオバから習いつつつくったことを思い出し懐かしかった。 ■にんじんは、加熱するとすごくあまくなる。蒸篭の底に、ピーラーでひいたにんじんをいれてみたら、これがアマクッテおいしい。ぽん酢でいくらでもいける。材料:にんじん ポン酢 シンプルだが、にんじんをおいしく食べる方法のひとつである。 ![]() |
mame*note 9月29日 ■今日、冷泉荘のトラベルフロントのまゆみさんから「百道浜ストアの収録があるからベーグルお願い〜。」ということでベーグルとスープをもっていく。収録時に焼いて盛り付けたりするお手伝いをするつもりでいったのに、いつのまにかマイクをつけるはめに。ひえーそんなつもりじゃ。目がくりっとしたかわいいレポーターさんがおいしそうにごぼうベーグルとさといものスープを食べてくれた。 ■ごぼうは、いつも宮崎の馬場農園から取り寄せている。無農薬でつくっているごぼうで、「ほらね、化学肥料でつくったごぼうはこういう風にはできないんだよ、すぐ折れちゃう」と馬場さんが引き抜いたごぼうをぐわんと円にしてみせてうれしそうにされていたのを思い出す。真っ黒な土がついたままおくられてくるごぼうは、わるとなかが真っ白。とてもごぼうの香りがよい。 ■先日は、このごぼうをつかって野菜のケーキの撮影。ごぼうとさといものケーキ、にんじん畑のヨーグルトポムポム、かぼちゃのミルフィィーユ、アボカドのチーズケーキなど、4つのお野菜の色とその色にスタイリングされたかわいいモデルくんたちとお野菜のケーキとの撮影だった。写真は、Oちゃんが試作でつくってくれたごぼうとさといものケーキ。お野菜がスイーツ?といわれがちだけど、それぞれ自然の甘みがあるので、その甘み、香りなどをいかすとスィーツに変身するのである。こんどはれんこんなんかでつくってみたいな。アア、これから根菜の季節。 ■ごぼう、というのは、世界で唯一日本で作物化された食物である。つまり食用にしているのは日本くらいらしい。(台湾も少し?)煮物、というイメージがあるが、オリーブオイルとも相性がいいし、乳製品ともよくあう。この時期は、旬の秋刀魚とあわせるのがけっこう好き。秋刀魚とごぼうを赤ワインで煮たり、ごぼうをささがきにして秋刀魚とつみれにして鍋にしたり。ごぼう、ダイカツヤクです。 ![]() |