mame*note 4月12日
■花冷え。福岡の桜もすっかり散ってしまい、花びらのふきだまりができている。4月、というのにうかない。昨日、今日、と悲しいしらせ。
■昨日は、実家でかわいがっていたネコ みこちゃんが天国に。もう人間でいえば90歳らしい。先週いったときまでは元気にしていたのに、口内炎になって水の飲めなくなっていた。やせこけてしまい、母がせっせと病院につれていって看病していたんだが。昨年亡くなった父が「子供たちはゆうこときかんが、ねこだけはうらぎらん。」とすごくかわいがっていた。優しいネコで家族のみんなから愛されていた、家族同様。つらい。
■そして。「宮崎の馬場農場ですが」と聞きなれない声で電話がかかってきたとき、背筋がズンとした。勘はザンネンにもあたってしまう。先週、料理教室用のお野菜をたのんだとき、いつもと対応がちがったので、なにかあったのかな?と思っていた。2月に取材でおじゃましたときは、あんなに元気にされてあったのに。信じられない。末期の癌で手の施しようがなかったらしい。奥さんのひろみさんの顔がうかぶ。
■馬場さんは信念をもってつきすすんでいたかただった。おいしい野菜を無農薬でつくる。「ゴトウサン、有機栽培はね、勇気がいるんだよ」宮崎に訪ねるたびにそういっていた馬場さん。野菜を語るとき、とても熱い方だった。
■「食は、人の命につながるものであることを元に人を思うおもいは、野菜が心に伝達してくれると思っています。 馬場敏郎以前馬場さんからいただいたメールより。あの想いと情熱は人に伝えていかなければ。ご冥福をお祈りいたします。

mame*note 4月20日
■おそろしくいそがしかった先週。冷泉町のトラベルフロントも無事たちあがり、そのあと鳥栖のイベント準備でてんやわんや。ちょっと地獄を味わう。
■イベントは天気!前日雨で気がやきもきしたのだが、16日は、からっと晴天。なんせ、外でやることがおおいイベントなので、ほっとする。けっこう晴れ女だったりする、ワタシ。
■春はお野菜のいい薫りに旬をかんじることがおおい、それを楽しんでもらえれば、という企画だった。たけのこをわざわざ茹でたり、ふきをむいたり、なんてしたい人いるかなあとおもいきや、多くのかたが楽しんでくださった。キャンセルまちがでるほど、やはり「食」にかんして、関心がたかくなっているんだろうか。「やってみたいけど、機会がない」そんなワカイかたの声がおおかった。
■鳥栖のおおきな樹のオーナーの山でとれる筍やふきは、絶品。(写真)やわらかくていい香り。みんな、嗅覚を存分につかって春を満喫。ふきをした処理したことがあるひとは、たったの4人しかいなかった。以外にかんたん。お野菜クイズでは、ふき、たけのこ、木の芽をみえないようにしてにおいをかいでもらってあててもらった。以外に苦戦。
■イベントは天気、とかいたがあとは人。今回、若いスタッフがほんとによくがんばってくれた。みんな笑顔がいい。いっしょうけんめい、お客様に接してくれた。徹夜で雑穀とにんじんとそら豆のパウンドケーキ(これも何の野菜がはいっているかがクイズに)を焼いてくれたMちゃん。いっしょの席だった中学生のFくんがパクパクおいしい、と食べてくれたので感激モノだったらしい。やったほうもすごく満足感があるイベントでほんとによかった。アンケートをみて、また感激。次回は、5月20日、糸島で。

mame*note 4月24日
■なんだかあわただしい4月。アットいうまに過ぎていく、時間をとりもどしたくなる。
■先日は、食育者協会の福岡支部のたちあげパーティ。この協会はベジフルの講座で教えていただいていた藤掛先生が大阪でたちあげられた民間のボランティア団体。まだ、産声あげて半年たらずだが、各地で立ち上がっている。これに企画としてかかわっているのが、Tちゃん。彼女がまたパワーがすごい、いままでまわりにいなかったタイプで、みてるとおもしろいのである、突っ走るタイプ。フットワークの軽さ抜群。昨日は、大阪にいたかとおもえば、今日は、わたしと糸島にいる、という感じ。福岡の窓口をひきうけたのも、彼女の熱心さにほだされた、というところもある。
■テーブルコンフォート、というペーパーを月に1度本部が発行していて、食に関するさまざまな話題をのせている。いろんな分野のかたから寄稿をいただき、マジメな食の冊子。「食育」とはなんだろう。一緒に買い物にいく、一緒に調理やかたずけをする。別にとりたてていうことのものではない、あたりまえのこと。とおもうのだが、この時代ではそれがあたりまえではないのであろう。ちまたには便利さを追求したツケが蔓延し、なにが本物がわからなくなってしまっているし、知らない人が多い。このまえたけのこのイベント(写真)したときに「いままで、スーパーのパックのたけのこしか食べたことがなかった。こんなに香りがちがうのか、とびっくりした」とメールをいただく。「これ、いったいどこまでむいたらいいんですかー?」食のことを勉強している若いスタッフでさえ、これ。全員がふき、たけのこの処理がはじめてだとか。みんな、「やりたいとおもってもやるやる機会がないし、どうやっていいかわからない」とクチをそろえる。
■食を楽しむ時間。ほんものを知る時間。そんな時間を知るきっかけつくりが福岡支部ではできたらいいなあとおもっている。

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