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2003.9

mame*note 5月09日
■今年早春にたべたフキノトウは、あまり苦くなかった。「あれ?」とオモウ。そういえば、昨今、並んでいるもの、フルーツ×× などが増え、苦味、酸味などが少しずつ消えているような気がする。味が薄い、というか。お野菜を食べやすいように、とそうやって品種改良しているのかもしれないが、ほんとうのお野菜の味を知っているひとがどんどん少なくなってシマウゾ。
■春の野菜といえば、やはりほろにがさである。「アクも味のうち」というように、春野菜は、このアクも楽しんでほしい。この苦味は、眠っていた体をめざめさせてくれる。先日、あるかたから「海辺のふきは潮風にあたって旨い」という話をきいた。海岸に自生しているふきやつわをとってきて食べていた、というお話。こういうお話ができるかたもだんだん少なくなっているんだろうな。そのかたは、春野菜、ふきなどのアクは、油と相性がよい、油でいためることによって旨いものにかわっていく、ともいわれていた。
■地元福岡・糸島の「深江ふき」と、ふきと相性のよいたけのこ、南関揚げをいっしょに炊いてみた。。実家の庭にある木の芽をたっぷり。同じ時期に採れるこれらのものって、どうしてこう相性がいいのだろう。この、短い時期だけの春の旬の楽しみのひとつである。ふきは、炒めると、いい香り。ベーコン炒めなどもいいオサケの肴となる。(写真)
■今週末、天神のスローフードレストラン スフレさんで春野菜を楽しむイベントがあります。わたしは、ちょっとだけ、お野菜ゼミとして、お野菜とのスローなつきあいかたのお話をする予定。

mame*note 5月17日
■先週、文化サークルの講座の日。まだ始まる前30分まえに、準備をしていると、入り口のところに4−5人の子供たちがじっとみている。目があい、「こんにちは」というと、みんなちょっと照れくさそうに挨拶。何習ってるの?ときくと、習字ー、と声をあわせていう。小学校3−6年くらいのかわいい子供たちだった。
■お野菜、好き?ってきくと「好きー!」という。にんじんもトマトもすきだそうだ。最近のにんじんは、甘いもんなあ。ただ、ひとつ不人気なのがピーマン。やはり青くさいかな。無理にに食べずに赤ピーマンやパプリカを食べると青くさくなくていいかもね。「また、遊びにおいでね」というと、「はーい!」という元気な返事でみんな走って去っていった。きっと、お母さんたち、いろいろ工夫してお野菜をたくさん食卓にのせているんだろうなあ、とちょっとほっとする。
■写真は、もう出回り始めたヤングコーン、沖縄産198円。(若摘みのとうもろこし)直径10センチくらい、みずみずしい、子供たちのようなかわいいちっちゃな粒粒がならぶ。茹でるかグリルしてオリーブオイルとお塩で食べると、口のなかにしゃくしゃくとした食感、若々しい甘みがひろがる。缶詰や水煮のものとは、味がまったく異なるので、見つけたら是非。
mame*note 5月20日
■先週は天神ビビビルにあるスローフードレストラン スフレさんでの春野菜のイベント。はじめてのこと、おまけにほとんど時間がなくばたばたの準備だったが、スタッフのかたもいろいろ協力していただいて、なんとか無事終了。
■第2部のお野菜クイズは、知識だけではなくってなにか五感をつかって食べていることを知って欲しいなあ、とおもい、柑橘類を食べてもらい、その実と皮で判断してもらったり、お野菜をジュースにして飲んでもらって、あててもらう、またピューレにしてその匂いをかいであててもらう、などなど。正解率がよいのには、びっくり。(というか、3択が簡単だったかなあ)賞品がかかっているせいか、皆さん真剣だった。
■豆苗(とうみょう)を各テーブルに配り、食べたり匂いをかいだりしてこれがなんの若芽かをあててもらった。答えは、えんどうまめ。トウミョウから絹さや、となり、豆がふくらむ。その未熟な豆をたべるのがグリンピース。熟した実は、エンドウマメで、下写真のように、乾燥したもの。エダマメと大豆のような関係である。「へえ」とふだん食べるものにちょっと興味をもっていただければいいな、トオモウ。豆苗は、サラダはもちろん、炒めても揚げても、いろんな使い方ができる。中国では、よく使われる食材。ばっちり緑黄色野菜。グリンピースは、今回は桜鯛のグリンピースソースで登場。人気のメニュウ。
■スフレさんの春野菜メニュウもとてもおいしそうで、なかでもおばあちゃんがつけた梅干(すーっぱいの)としその冷たいスープは、すっぱいけれど元気がでそうなおいしいスープだった。最近の梅干、すっぱくないもんなあ。梅干はやはりこうでなくっちゃ。この梅干のスープ、24日、テレビ西日本のももち浜ストア(AM10:00−)にて紹介されます。
■次回、夏野菜のイベントは、6月27日18:30-より。

mame*note 5月31日
■ハヤイ。もう5月が終わる。なんとも地に足がつかない2ヶ月だった。更新もままならなく、スイマセン。
■掲示板で、レモンをたっぷりつかったチキンを紹介してくださっていたが、最近のわたしのこのレモンの強烈な印象、といったらこれ。(写真)
■先週、函館にでかけた。オトウトがよくいっていたバーがあり、老舗のすてきなお店、バー杉の子に立ち寄る。いまは、2代目のAさんが店をきりもりしているらしい、とってもすてきな女性だった。マラソンチームもあるらしく、オトウトもときおり参加させていただいていたらしい。
■そこでいただいた、この「ニコラシカ」というカクテル。これは、ほんとにかわいらしいちっちゃなグラスにブランデーが注いであり、そのうえに、レモン、そのうえには、を帽子のような形に整え固めたグラニュー糖。これののみかたは、まず、れもんと砂糖をくちのなかにいれたまま、一気にブランデーをクチのなかに流し込む、といった一気のみカクテル。えっ、こんなに砂糖?ともおもったが、レモンをちょっと半折にして砂糖といっしょにくちのなかに含むと、そのレモンの香りと酸味が一気にくちのなかにひろがりちょうどよい、またブランデーとまたよくあう。まさにクチのなかでつくるカクテル。「ニコラシカ」って博多弁みたいで、えらく気に入ってしまった。ロシアのカクテルか、とおもいきや、ドイツのハンブルグが誕生地とか。それにしても、これを飲むときは、皆の視線があつまる。
■「オトウトさんは、いつもこれでしたよー」とAさんがだしてくれたのが、ラムハイボール。なんと1杯170円。学生がよくたむろしているらしいから、こんな値段なんだろうか。レモンのすっぱさがちょっと悲しい、すてきな夜だった。

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