2003.7
2003.6
2003.8
2003.10

2003.9

mame*note 3月03日
■ わたしがお野菜や豆をよく食べるようなきっかけになったひとつに、彼女たちの存在がある。ナタリーとカム。オーストラリア人。7年ほどまえ、夫婦で7週間ほどうちにイソウロウしていた。いまはオーストラリアに住む彼女たちが先週かわいい女王様ララちゃん(6歳)を連れて福岡に遊びに来た。
■彼女は、ベジタリアン。(だんなのカムはどうも、いやいやっぽい。)最初そういわれたとき、いったい食事をどうしたらいいのかわからなかった。ベジタリアン、といってもいろいろ種類があり、豆、野菜オンリーはビーガンという。
彼女たちは、それに卵、牛乳、チーズなどはオッケー、というゆるベジだったので、お肉や魚を除いてなんとか料理。ビ-ガンだと、コンソメもかつおぶしの出汁もだめだから、その点、なんとかなった。肉や魚のかわりに、たんぱく源は豆。ナタリもよく豆をつかった料理をつくってくれた。当時、煮豆しかしらなかったわたしは、そのときはじめて缶詰のビーンズに出会う。これが豆歴のはじまり。トマトソースやタコス、デンバーという粉料理もレパートリに加わった。
■あいかわらずエネルギッシュな彼らは福岡、埼玉と移動して、帰国。明るくていつも前向きなナタリのまわりには、いつもたくさんの友人が集まる、ステキな女性。ララちゃんは、オテンバ、でもすごくかわいくってずっとだきしめていたいくらい。
■写真は、7年前にナタリたちといっしょにつくった手作りのおひなさま。(古着の着物のきれはしで)きょうは、ひな祭り。なので、あわててひっぱりだした。オソイ?


mame*note 3月07日
■とてもジューシイで甘くって、おもわず「おいしい!」といってしまうオレンジ。 「せとか」という。見た目、大きさは、フツーのみかんとそうかわらず。表面はちょっとつるっとしている。これが、香りもよく(上品)。食べやすく(種がない、皮がすごく薄く、みかんみたいにむきやすい)。なにより味が濃厚で甘いし、ジューシイのである。清見(きよみ)タンゴールとアンコール、マーコットの三品種を交配して生まれた品種。「中晩柑(ちゅうばんかん)」の分類となり、年を越してから食べ頃となる。
■糖度計で糖度をはかってみた、ヲヲ、14度!かなり高い。(ふつう10-12度)でも、そこまでの甘さを感じさせないのは、酸味とのバランスがちょうどいいんだろう。上品な甘さ。うーん、柑橘系の甘さはそれぞれ特徴があって、表現がムツカシイ。ごめんなさい。
■ネットでの価格をみてびっくり、10-12玉で5250円、一個あたり500円??うーん、とてもそんなオレンジ食べれないや。贈答用ですね。(わたしが食べたのは、仕事関連の試食でした)試食では、普段味に厳しい方ガタ、「うーん、これはウマイ」と連発。でまわるのは、2月ー3月上旬。p.s 薬院のボンラパスでは、198円(1個)。



mame*note 3月08日
■先日は、叔母が古希の祝い(70歳)を迎え、子供がいないので、かわりに従兄弟たちで集りお祝い。還暦の時にもやり、10年ぶりにあう従兄弟もおおかった。母は7人兄弟なので、従兄弟もたくさん。昔は、集っていたがそれぞれ家庭をもち、めったにあうこともなくなり、ほんとにひさしぶり。
■隣に住んでいた叔母は、地元のT女学園の社会の先生をずっとやっていた。生活指導、キビシイ。(ワタシもよくおこられ、反抗もした^^;)生きていくうえで、キビシイことをいってくれる人は必要である。そのときは、イヤだけど、あとで有り難いものかな。この年にならないとわからない。
■叔母は、定年後は、40くらいからはじめた趣味の写真をおもうぞんぶん撮っていた。二科展にもはいったらしい。その写真のタイトルは「男」。シルクロードが好きで、よくマイナーなところにいっていた。(わたしも、中学1年生のときに、インドにいっしょにいく)そのシルクロードで撮った、その道端あたりにいた「男」の写真である。このヲジサン、まさか自分のドアップの写真が上野美術館にかざられてた、なんて夢にもおもわないだろうなあ。チョットコワイカオ。
■叔母の撮る花の写真も好きである。叔母は、記念に、と全員に額縁入りの花の写真をくれた。全員異なり、わたしがもらったのは、エーデルワイス。花言葉は、「大切な思い出」「勇気」「忍耐」だそう。勇気かあ。最近、勇気がいることがおおいワタシ。以前、コラムで紹介した叔母の珈琲(9月15日のもの)も、この叔母のことです。

mame*note 3月09日
■最近、いろんな業種の人と知り合いになって、なかなかおもしろい。先日知り合った、売れっ子フードコーディネータのIさんと大橋の「赤木酒店」へ。ここ、表はふつうの酒屋さんなのに、奥におしゃれなワインの角打ちがある。それも、1パイ300円から、お惣菜も200円から、と超お手ごろ値段!
■フランス人シェフのレミーとのおしゃべりも楽しい。アーティショーなどのお野菜の話もしてくれた。日本で気に入っているお野菜は「しそ」らしい。店主が壱岐の出身、そこから届くさざえのブルゴーニュ風(2個:400円)、というお惣菜が美味しかった、レミーに「これ、バターとパセリとにんにくと、あとなに?」ってきくと、「あと、いろいろ」って秘密らしい。カレは、日本3年目だけど、日本語はすごく流暢。
■角打ちなので、もちろんたったまま。だけど、近くのテーブルの人たちとついわいわい、という雰囲気となり、またこれもいいかも。店主の赤木さんもとっても気さくなかたで、いろいろワインを教えてくださった。
■お野菜とワイン。うーん、おもしろそう。いま、お野菜の燻製を試作したりしてるけど、ほんとワインにあいそうなのである。「シャンパンなんかもお野菜にあうかも」と店主の赤木さん。ちょっとワイン勉強しなければ。
うちの近所のパンのナガタで「パンとワインの夕べ」というのを定例的にひらいているらしい。ヲヲ、チェック。
■Iさんとは、初飲み会にもかかわらず、もう以前からの知り合いのよう。「食」の話をしだすととまらない、おもしろい。彼女のトークも軽快&愉快、ワインとともに楽しい夜だった。
■写真は、角打ちBon Vinvantの店内。北フランスの小さな島のポスター、下にSNCF(フランスの新幹線)の文字を見つけて、すごく懐かしかった。

mame*note 3月14日
マーズフラッグ(火星の旗) 、というサーチエンジンがある。インターネットで何かを検索するとき、グーグル、ヤフーを普段つかっているが、このマーズフラッグは、キーワードで検索されたサイトをタイル状イメージに表示する。使ってみると、ものすごく表示速度がはやいのに驚く。なおかつ、検索されたページのサイトがイメージでみれるので、いちいちクリックしてがっかりしてしまうことも少なくなるだろう。表示速度さえクリアすれば、この手のもののほうがずっと使いやすい。
■このサイトで、なんと「火星の土地」プレゼント、というのがあった。1エーカーのプレゼント。1エーカーは、約4047平方メートル(約1,224坪)で、サッカーグラウンドくらいとか。あたると、「火星の土地権利書」「火星の地図」「火星の憲法」が届くらしい。
■火星に畑、いいかも。もし、収穫できたら、産地表示は「火星産 だいこん」になるのかな。さっそく、応募。 応募も無記名で項目がすごく簡単でいい。応募フォームは、こうでなくっちゃ。ついつい欲張りすぎているところが多すぎ。入力する側の立場にたっていない。ということで、このサーチエンジン、お気に入り。気に入ったら、ツールバーをダウンロードするとよい。
■これ、最近知り合いになったNさんが教えてくれた、建築家の卵。夢がある若いひとは、目が生き生きしていてイイナ、エネルギーをもらうような。
■きょうは、ことこと苺ジャムをつくる。キッチンはいい香りが漂う。もうすぐ春かなあ。



mame*note 3月17日
■お野菜料理に必須アイテム、というかお野菜の味をひきたたせてくれる大事な調味料。「塩」、である。南区の那の川にお塩の100円ショップがあるよ、とライターのNさんから教えてもらって、ヲヲ、それはいかねば、とおもい、最近ちかくまでいったのでお店による。
■いまは、ゲラントの塩をつかっているが、ベトナムの塩をさがしていて、「あるかなあー」と思いいってみると、日本国産中心のラインナップ、ザンネン、でも、全国津々浦々よく集めている。計31種類。お店では、味見することができ、小分け100円分で購入できるので、いろいろ買ってきにいったものを探すことができる。食べ比べもできるので、このシステムなかなかいい。
■あいにく店主のかたは不在で、その奥様らしきかたといろいろお話&味見をしながらお塩を選ぶ。粒子のおおきさもいろいろ、色もいろいろ。いきなり舌にくるやつや、まろやかなもの、頭におにぎりがうかぶもの。福岡は唯一、「二丈の竹塩」これのみ。沖縄はさすが、ぬちマースをはじめ6つもはいっている。沖縄でかってみたのは、「雪塩」粉雪のよう。粒子が細かいので、なめるとすぐに塩っけがひろがる。iイロイロなめてみる、あっーー、一日の塩分摂取量をはるかにこえてるかも^^;
■旬の春野菜がおいしくなった。スナップエンドウ、いんげん、菜の花、アスパラガス、グリンピース・・・、さっと茹でて、おいしいお塩とオリーブオイル、レモンだけでたべるのもオツなもの。左から雪塩(沖縄)海人の藻塩(広島)二丈の竹塩(福岡)元気塩(アンデス岩塩)
mame*note 3月22日
■「まさか」 この言葉を多くの博多の人が口にしたと思う。わたしも、揺れたときに、一瞬「飛行機がマンションにつっこんだのか」とおもった。(先日試写会でみたアビエータの影響か^^;)
■福岡沖におきた地震。1000年に1度、の頻度らしい。揺れがおさまるや、テレビでは実家の東区あたりは、「震度6」とでていたので、電話をかけたが、まったくつながらない。メールもだめ。テレビで状況をみるしかなかった。都市機能は完全に麻痺。交通機関も地下街もおもだったビルやデパートも閉鎖。博多人がはじめて経験したことである。テレビで、福ビルの割れたガラスを何回も写しだす。あそこ、人通りがすごくおおいのに、けが人がすくなくってほんとによかった。頭上からガラスがふってくるなんて・・・おもっただけでもぞっとする。
■わたしは、家は粉ものがちらばったくらいの被害。実家も大丈夫でほっとする。中央区のほうはひどい。友人の家は食器全滅、冷蔵庫のふたがあいて、なかのものが全部でたり、テレビが飛んだり。家のドアが開かない人も。図書館など、本がぐちゃぐちゃになっていて、みるもむざん。あたらしいビルにもおおきな亀裂。
■でも、地盤は横ずれなので、津波がなくてほんとによかった。「博多は災害ないし、食べ物もおいしいし、ほんとに住みやすいところ」とほとんどの博多人はそうおもっていたとおもうのに。地震はこわい。ほんとにこわかった。メールやお電話をくださって心配してくださったみなさん、ありがとうございました。
■いらだった、不安な精神を落ち着けるのには、あったかいスパイスのきいたチャイ。マサラティーともいう。ジンジャー、シナモン、カルダモン、月桂樹、クローブ、数種のスパイスのブレンド(写真)、紅茶にミルクとこれらのスパイスをいれて煮だしお砂糖をいれる。ちょっと甘いくらいの香りのきいたチャイを飲むと、ちょっと心が静まる。ダイスキな友人が贈ってくれた。
■復旧、これから大変だろうが、もうすぐあたたかい春。身をもってタイケンして、博多の人も街も少しかわっていくのか。

mame*note 3月24日
■いま、人に会えば「地震どうだった?」というのが合言葉のよう。その時何をしていたか、という話にかならずなり、人それぞれ。
■バスにのっていたkさん。なんとまったく感じなかったらしい。職場に向かう途中で、ついたら、職場がめちゃめちゃになっていて驚いたとか。徹夜明けで寝ていたNさん。不思議と今年になって幾度となく地震の夢をみていた。で、夢か、とおもいつつ布団にまたもぐりこんだそう。グランドにいたKさん。ゆらゆらゆれてなぜか走り出したとか。DVDをやいていたOさん。ちゃんとやけていたらしい。びっくりしたのは、友人の息子kくん。爆睡していて全く気がつかなかったとか。それもすごいな。で、お風呂にのんびりはいっていたワタシ。呆然とそのままつかっていました。^^;同じ時間に同じ経験をしたんだなあ。不思議な感覚。
■ブツブツ交換友達のととさんが、赤ネギと葉たまねぎをおくってくださった。(+茨城名物の干しイモ)現在3食ネギ、たまねぎ三昧。イタリアン風にいためたり、出汁で煮たり。親子丼にしたり。タイ料理のスープにいれたり。と、大活躍。赤ネギ、袋には五平ネギとかいてあった。茨城県西茨城郡友部町産:藤枝さん作。アカイ皮をぺろっとむいたら白いので、むかずにきれいに泥をおとして使う。長く調理したら赤い色がきえてしまったりするのがさびしいけど、やわらかくって甘みがあり、1本なんてひとりであっというまになくなってしまう。
■今週、ワタシとあったカタガタ、きっとおねぎくさかったでしょう。スイマセン


mame*note 3月31日
■もやし、ってなにからできるかご存知でしょうか。大豆もやし、これは大豆を発芽させたもの。普段たべているもやしは、「緑豆」なのである。
■写真は、先日、豆やさんで買ってきた緑豆を水につけて、少々発芽させたもの。緑の殻がはじけて、なかから芽がのぞく。これから、おおくのスーパーや八百屋さんでうられているもやしとなる。なんか、緑と白のコントラストがとてもきれいで、なんか薬のカプセルみたい。
■緑豆がもやしの原料になる、っていうことは、あまり知られていないらしい。料理教室で生徒さんにきいてみるも、だれも知らなかった。緑豆は、春雨の原料にもなる。(よく、緑豆春雨ってパッケージにかいてあるでしょ)ヒンズー語では、MUNGといい、よくムングダルマメ、というのは、これの皮をむいたもの。で、緑豆は、気候条件などもあって日本では、なかなか栽培しにくいらしい。中国産が一番品質がよく、もやしの種の緑豆はすべて中国産、である。
■もやし、というのは、ご存知と思うけど、暗闇のなかで育てる。(光をあてると白くならずに緑色になります)で、暗闇のなかである一点光源をおくと、そこにむかってひょろひょろ伸びていくらしい。「がんばれ、モヤシクン」というビデオがあるらしく、最近知り合ったkさんは、小さい頃、お年玉でこのビデオをかったとか。その伸びるもやしにむかって、帽子かぶったヲヤジが「がんばれーがんばれー」とエールをおくっているらしい。秀逸ビデオデハナイカ!タイトルにひかれ、おこずかいでこのビデオを買ったkさんには、わたしからエールをおくりたい。
■この緑豆で緑豆スープをつくって友人たちにだしたら、好評だった。豆のスープは、おなかにたまるし、健康にもよい、中国では、薬膳の材料となる。「湿邪」を取り去る食物、利尿作用にもすぐれるとか。だるさや食欲不振にいいらしい。これ、デザートにもむいていて、ココナッツとあわせたりして、ベトナム料理などのアジアンスイーツでよくおめみえ。ココナッツに茹でた緑豆と砂糖をいれて、冷やしておぜんざいもつくってみた。小粒であまりマメマメしていないので、さらっと食べれて、豆の素朴な甘さがおいしい。

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