| mame*note 3月04日 ■長いことお休みしてました。実家の母が入院し、介護が必要な父がいるので兄弟でどたばた、てんやわんや。2月はまさに逃げるように過ぎ去ってしまった。 ■父は嚥下(えんげ:のみこむこと)がうまくできないので食べ物は細かくきり、飲み物はゼリー状にすべてしなければいけない。野菜をだしで炊いて、細かくきざむ。いまの時期、菜の花が彩りにとってもきれいである。 ■おかずはきざんでしまい、形がわからなくなるので、おいしくみせるのは、彩りのみ。赤系がなかなかむつかしい、おかゆのうえにのせるので、トマトはあわないし、にんじんくらいしかおもいつかない。うーん、と頭をひねる。 ■でも、彩りをたすけてくれるのは、やはり野菜。肉や魚はつぶしてしまえば、なんとも単調な色あいだー。春菊のあざやかな緑、かぼちゃの黄色。オヤサイ、天然の色彩に感謝、だなあ。 ■写真は長崎の桃のカステラ。長崎からおくってきた、と頂いた。そういえば、きのうは桃の節句。 ![]() |
mame*note 3月08日 ■「このまぐろ、あぶらのってるー」とおもっても、トロロガドッコイ!ということもあることがワカッタ。成分表示が義務ずけられているが、なんと刺身のパックの裏(底)にシールがはってあり、「めばちまぐろ、植物油脂」なんてかいてあったりする。要は、まぐろを油につけこんたもの。でも、裏に貼るなんて!消費者バカニシテルンジャナイノー ■それを知ってからつい、裏をのぞきこんでしまう。で、今日もみつけてしまった。「とろ風なかおち」というコウキュウそうな金色のシール。で、底にはシールがはってあり、植物性油脂の表示。ひえー、油漬けを食べていたんだわい。 まえ、買ったイワシメンタイ、「これ脂のっててウマイー」などといってたけど、もしかしたらアブラ漬けかも。 ■そのうち野菜も、パックの裏に「砂糖、着色2号」なーんてはってあったりして。「このトマト、あまーい」なんていってると、カゲでほくそえんでる人がいるのかも。 ■なかなか本物がわからない世の中。本物さえ知らなかったりするから比べようがないのかも。一見便利すぎるけど、本物たべようとおもったらさがさないといけない不便な世の中になってしまった。 |
mame*note 3月22日 ■きつね、からす、そうはち、柳、ババ、アカ、マコ、なめた、ホシ・・・・・これは鰈(カレイ)の接頭語。いろいろあっておもしろい。いま、博多の魚屋には玄海灘のきつねガレイがでっかいマコをつけて売っている。でもナンデキツネナノ?? ■もちろん、煮付けだが、このマコをのこしておいて、さらに煮汁にタカノツメをいれにつめてマコを煮付けると、いいお酒のおつまみになる。あまり知られていないが、かれいも刺身で食べるとおいしい。 ■大分の日出(ひじ)は城下カレイで有名だが、これはマコカレイ。旬は5,6月。 一度大分の友人の実家にお世話になったとき、この刺身がでてきて、おいしさにびっくり。また、太い骨のから揚げがめちゃうまであった。 ■ソウハチガレイ、ナメタガレイ(ババガレイ)などは、あまり九州ではみかけない。北海道にいくと、よくおいてある。干物を焼いて食べるのも旨い。 ■魚の煮付けには、いまの時期は新ごぼう。名脇役である。きぬさやもいい彩に。 ![]() |
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| mame*note 3月24日 ■白魚(シロウオ)、といえば、春の博多の風物詩。室見川という川の河口でとれ、踊り食いが有名である。産卵のために博多湾から川をのぼってくるところにヤナをしかける。半透明で5,6センチくらいか。酢醤油とうずらの卵で食べる。踊り食いで数度食したことがあるが、味はなく、のどがこそばゆく、ああかわいそうなことをした、と思うばかり。 ■先日、その室見川の河川敷でロードレースがあり、それに参加。天気よく、気持ちよくゴール。友人といっしょで、途中へばりそうになるのを、「ゴールしたらビール!弁当!」ということばにつられなんとか完走。ほんと食べ物によわい。 ■もちろん、賞品には白魚(もちろんビニールのなかで生きて泳いでいる)があり、優勝したひとがゲットしていた。踊り食いより、かき揚げのほうがいいよなあーなどと人ごとながら考えてしまう。でも、日本人ってもともと農耕民族なのに。踊り食いなんて残酷な食べ方、だれがはじめたんだろう・・・外人がみたら驚愕かも。 |
mame*note 3月25日 ■ 実家の庭にバンペイユウ(漢字で晩白柚) が鈴なり。ふつうのはっさくより少し大きいくらいで、そう大きくないのだが、ものすごくおいしい。剥くと、なかは白いふわふわ。果肉はうすいレモン色。みずみずしく、さわやかな味、クレープフルーツと似た感じ。 ■もう、老木らしく、母は「この木はね、そばにいくと、もうきってくれー、役目おえたんだ、っていってるようにきこえるのよ」という。それにしては、まだまだりっぱなバンペイユウの実。 ■その母が入院し、バンペイユウをむいてもっていくと、「あーバンペイユウがこんなにおいしいとは知らなかった」という。母とバンペイユウ、お互い長いつきあい。ちょっとはなれるとよさがわかるのか。また、来年もがんばって実つけてね、と思いながらはしごにのぼりちぎると、暖かい春の風. ![]() |
mame*note 3月29日 ■菜の花、うどのほろ苦い香り、せりの独特の香り・・・これから山菜がたくさんでてくるけど、春の山菜はアクがつよくてどれも個性的なほろ苦さをもっている。ちょっと時期はもどるけども、慈姑やフキノトウなんかもほろ苦さを味わうのが楽しみな野菜 ■写真はカナギ(このへんではそういいます)の干物。これも、はらわたがほろにがく、独特で、これが病みつきになる、春が近くなるとスーパーや魚屋におめみえ。友人もはじめてたべて、以来やみつき。博多の屋台なんかでもおいてあったりする。(つまり、いい肴ということ)外国にもこんなほろ苦さを味わう文化があるのだろうか? ■昔は、こういうほろ苦いものが苦手だった。「苦味」というのをおいしい、とおもうにはある程度年を重ねないといけないのかも。人生もすこしほろ苦さをもっているほうが、味があるのかな ![]() |
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| mame*note 3月31日 ■「トマトは春が旨いよ。」去年のいまごろ、このサイトをはじめようとおもいたったとき、そう八百屋のおじさんがいっていたのを思い出す。 ■トマトは、普通、夏が旬。でも、春のトマトが旨いのには理由が。トマトの旨さは日照時間に比例するらしい。ジャア、ヤッパ夏ジャナイカ、といいたいところだが、春のほうが夏より温度が低いので、収穫まで時間がかかり、その分、日照時間が夏よりもかえって多いとか。また、夏は梅雨があり、どうしても水分がおおくなるが、春は少なめ。水分はすくないほうが甘みがのるらしい。 ■たしかに、夏のトマトのほうが水っぽい気がする。でも、それはそれで、夏は暑いので人間も水分必要としてるから理にかなっている。 あつーい日差しから家にかえってきて、トマトがひえていると、ガぶり。水分たっぷりのほうが旨い。たしか、去年の春、夏は雨が多く、トマトの出来がいまいち、とおじさんがなげいていたような。 ■おなじように、すいかも、真夏、とおもわれがちだが、ほんとうにおいしいのは一番成りといわれる5月くらい。こういうことは、きっと八百屋さんがおしえてくれるはず。いろいろ野菜のことをたずねてみましょう。 ![]() |